マイクロソフトは、10月5日からWindows11の配布を開始しています。サイトに行けばWindows11にアップグレードすることが可能です。
新しいOSが来たから更新してプレイしてみたいものです。しかし、Windows11でフォートナイトをやりたいプレイヤーはまだアップグレードしないほうがいいです。
今回はWindows11にアップグレードしないほうがいい理由をお伝えします。実際Windows11に更新して試してみました。
Windows11へのアップグレードはちょっと待った!その衝撃な理由とは?
Windows11へのアップグレードを控えたほうがいい理由は、FPSが極端に下るからです。ゲームが全くプレイできないほどは下がらないものの、一瞬ロールバックが発生していたり、FPSの値を144に設定していても、最小の値が2桁まで下がっていました。(※Windows10でプレイ時は最小も最大も144出てます)
まともにプレイできたのは、クリエイティブだけでした。通常マッチ、LATEGAMEのような人が密集するモードは上記のような現象が発生している状況です。
スペックの問題ともいいきれませんが、参考程度に現在のPCのスペックを載せます。
OS | Windows10 x64 |
CPU | AMD Ryzen5 3600 6core Processor |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB(SSD)+2TB(HDD) |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER |
モニター | msi Optix MAG241CV 144hz |
なぜWindows11にしただけでFPSが極端に落ちたのか?
上記のスペックは、要件を満たしているのでWindows11のアップグレードができます。が、問題はなぜWindows11にしただけでこれほどまでにFPSが落ちるのかです。理由は、以下のとおりです。
- グラフィックドライバーがWindows11に対応していない
- Windows11の問題
- AMD製のCPUの使用
グラフィックドライバーがWindows11に対応していない
1つ目の理由が、グラフィックドライバーがWindows11に対応していないことです。グラフィックドライバーはGeForce Game Driverなので、調べてみたところ、NVIDIAは9月21日に、Windows11に対応したGame Driver472.12を配布しています。
改めて確認したところ、ドライバーのバージョンは最新版である472.12になっていました。
Windows11の問題
2つ目の理由が、Windows11の問題です。実はこの問題はWindows10の配布当初FPS低下の問題があり、FPSが安定しないと言われてきました。これと同じようなことがWindows11でも引き起こされているのではないでしょうか。
さらにPC Gamerによると他のゲームになりますが、最大28%FPSの低下が認められたと報じています。自分のPCだと144→93なので、およそ15%低下しています。
Windows11でこれほどまでの低下にははっきりとした理由がありますが、難しいのでここでは割愛します。
FPSががくっと落ちるのでアップグレードにはまだまだ待ったほうがいいです。
AMD製のCPUの使用
3つ目の理由が、AMD製のCPUです。AMDとMicrosoftは共同でWindows11にアップグレードした場合一部のアプリの性能が低下すると発表しています。またesports関連のゲームでは約1割の低下の可能性があるとのことです。
この不具合においては、10月にパッチの公開が予定されています。対策としてはWindows10に戻すことです。10日以内であれば10に戻せませす。